就活の履歴書で特技を「両利き」と書いた結果
ここでは、管理人の就職活動で履歴書の特技のところに両利きと書いた事に対して、実際の面接の時の体験を書いていきます。
一応僕は、工学系の学生で、就職活動は全部で6社受けました。その中で、特技に両利きと書いたのは2社で、職種は電気メーカと材料系のメーカでした。その中で、印象に残った面接時(一次面接)のやり取りを書いていくので、暇があったら読んでください。
面接官 「では、まず志望動機をお願いします。」
管理人 「私は、大学で○○の研究をやっていまして、その分野における
御社の○○○○○○○○○なので、御社で頑張りたいです。」
面接官 「わかりました。では次に、貴方の強みを教えてください。」
管理人 「はい。私は自分で最初に決めた目標を必ずやり遂げる事です。」
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面接官 「特技で両利きとありますが、これは何ですか?」
管理人 「右手でも左手でも、文字を書いたり、箸を使ったりする事ができます。」
面接官 「どうして両手で文字を書いてみようと思ったのですか?」
管理人 「大学の講義で黒板にひたすら板書するだけの授業を受けて
いたのですが、その手が痛いだけの授業をどうやったら面白く
できるかを考えたら、左手で書くという答えにたどり着きました。
最後には字を書くのが楽しくなりました。」
面接官 「そうなんですね。大体どれくらいで、書けるようになったの?」
管理人 「大体1年くらいですね。」
面接官 「結構かかったね。よく続けられましたね。」
管理人 「はい。僕の強みは、目標を最後までやり遂げる事なので。」
面接官 「そうでしたね。では、その特技を我が社で活かせますか?」
管理人 「うーん。この両利きが御社で活かせるかはわかりませんが、
僕は今回のように自分の苦手な事を、別の視点から見て、
克服することができます。」
管理人 「僕の希望する研究開発という仕事は、理論から実践に移行する過程で
多くのバグが発生します。その時に一方向からの視点ではバグは発見
できませんが、多角的な視点で見ることができればバクを発見できます。」
管理人 「なので、そのような考え方は、御社のプラスになると思います。」
面接官 「なるほど。ところで、うちの娘は左利きなんだが、矯正させた方が
いいかな?」
管理人 「!!」
管理人 「無理やりの矯正は子供の成長に悪影響を及ぼすので、
極力右手で持つように導くようしたらどうでしょうか?」
面接官 「ふーん。やっぱり無理やりの矯正は駄目なの?」
管理人 「文字を書く事にストレスを感じるようになるし、アメリカでは、てんかん
などの障害がでると言われています。」
面接官 「わかった。ありがとう。じゃあこれで面接は終了します。」
管理人 「はい。ありがとうございました。」
この面接終了2時間後に次の最終面接の案内の電話がかかってきました。文章だけでは伝わりにくいのですが、途中の赤字の辺りから明らかに面接官の表情が穏やかになって、言葉遣いも話し言葉になりました。
こちらのそれに合わせて、それまで極力敬語を使っていたのを、相手に合わせる形でくだいていきました。正直行けると思いました。
さて、今回、両利きの特技があったから面接を無事突破できましたが、もちろん両利きだからと言って、すべての面接を通過できるわけではありません。ただ今回は、自分の記憶に残る面接だったので、こちらで紹介させていただきました。