左利きかどうかの判断
まず、左利きとは、繊細さを必要とする動作や突発的な時に左手を優先的に使う、人のことを言います。繊細さを必要とする動作とは、日常生活においては、3つしかありません。当サイトの利き手とはでも挙げられている
- 食事の時の箸を持つ
- 文字を書く時のペンを持つ
- スポーツをする時のボールを投げる
がそれに当たります。
右利きかどうかの判断は非常に簡単で、上の3つの動作すべてを右手でやるならば、その人は100%右利きであると言えます。ところが、左利きかどうかの判断では、3つとも左手を使わなければ、左利きでないとは言い切れません。なぜなら、左利きの人たちは小さい頃に親御さんに矯正される可能性があるからです。
では、どういう時に左利きであると言えるのでしょうか?
上の動作のうち、スポーツをするときのボールを投げる手が左手ならほぼ90%以上が左利きだと言えます。また、箸を持つ時と文字を書く時の両方に左手を使うなら、ほぼ90%が左利きだと言えます。
なぜなら、筆記や食事における手の矯正が利き手矯正全体の95%にものぼるといわれるからです。なので、お箸を持つ手や筆記の時の手が右手でもボールを投げる手が左手の場合は左利きになります。
また、スポーツにおいては左利きの方が優位である事のほうが多いのですが、野球では、左利きというだけで守れるポジションが半分に減ってしまうため、熱心な親御さんの場合、あえて右手に変えてしまう事もあるそうです。
なので、ボールを投げる手が右手であっても、他の2つが左手なら左利きであると言えます。
では、もし運が悪く、3つとも矯正させられてしまった場合についてですが、その場合は正直、左利きとは言えないと思います。なぜなら、この3つの動作が日常生活の大半を占めており、たとえ後天的であっても、その大半部分を右手を優先に使うのですから、とても左手優先とは言えないでしょう。
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これで、左利きについて終わります。