両利き(両投げ)用グローブとは
今回は、両利きのグローブを紹介します。両利き(両投げ)用のグローブ(以下から両投げに統一)とは、網を挟んで左右それぞれに3本ずつ指をいれられるように設計されています。そうすることによって、右手でも左手でもグローブをつけることができ、どちらの手でも投げることができます。
ちなみにこちらがその両利き用のグローブです。
こちらの両投げグローブは軟式用で、どのポジションでも使う事ができます。普通の右利き用のグローブよりも割高になっていますが、市場に出回っている数が非常に少ないので、おそらくネット注文でしか手に入らない代物です。
両投げピッチャーとスイッチヒッターが対戦した場合
では、両投げ用のグローブを持った両手投げのピッチャー(スイッチピッチャー)とスイッチヒッターが対戦した場合どうなるのでしょうか?
まず、プロの投手で、両投げのグローブを使った両投げ投手はいるのかと言うと、日本では確認されている限りでは、ピッチャーで近田豊年ただ一人で、メジャーリーグでは、グレッグ・ハリス、パット・ベンディットの二人がいました。
スイッチヒッターは、松井稼頭央や西岡剛などをはじめ日本でも、アメリカでもたくさんいます。
では、両投げピッチャーとスイッチヒッターが対戦した時には、いったいどうなるのでしょうか?
投手が右で投げようとすると、当然バッターは左打席でバッターボックスに入ります。すると投手はグローブを右手にはめて左で投げようとします。するとバッターが右打席でバッターボックスに入りなおします。すると投手は左手にグローブを・ ・ ・ ・ ・ ・
と無限ループに陥って、試合は進みません。当然お客さんからは大ブーイング及び歓声。実際にアメリカのマイナーリーグであった試合の動画を下に載せておきます。
でも、こういうくだらない事を見るのは、僕は大好きです。日本では、大谷翔平が投手と打者の二刀流をやって注目を集めていますが、右でも左でも投げられる二刀流ピッチャーが現れて、スイッチヒッターと対戦する日が来ればいいなと思います。
両投げグラブを買った結果
実は、僕は両利きを目指して色々訓練していたので、試しに買ってみました。
実際に使ってみると、確かに左手でも右手でもグローブを入れ替えて投げることができます。また、気が向いたら、その様子をビデオに撮って、こちらにアップしたいと思います。
そして、何といっても、周りの反応が面白かったです。
僕は、社会人の野球と近所のソフトボールのチームに所属しているのですが、初めてこの両投げ用のグラブを持って行った時には、みんな物珍しがってこのグラブを触りにきます。
それは、自チームに留まりませんでした。
僕は、ソフトの試合では、セカンドとピッチャーをするのですが、セカンドでは右で投げ、ピッチャーをする時には左で投げるので、相手チームも!!!となります(別の意味でも)。そして、試合後に相手チームの人がこの両投げ用のグラブについて話をしにきます。
まあ、まずもっている人はいませんからね。
おかげで、相手チームの人と仲良くなることが多くなり、たくさん友達ができました。そういったネタを提供グラブとしてもすごく重宝したグラブで、買った甲斐がありました。