昔は左利きに対する差別がひどかった
今回は、左利きと差別について書いていきます。
現在の日本では、左利きの人にとっては住みにくい社会ですが、左利きと言うだけで差別を受ける事はなくなりました。しかし、昔は「ぎっちょ」と言うような差別用語が代表させるように、完全に左利き=悪というイメージが定着していました。
もちろん筆記やお箸などに関しても、学校の先生や親によって厳しく矯正され、左利きの子供への差別は非常に多かったと聞きます。今でもうちのじーちゃんはテレビで左利きのタレントさんがご飯を食べているのをみると、食べ方が汚いと言います
またヨーロッパの方でも、左利きの女の子は魔女と呼ばれ、魔女狩りの標的とされたり、イスラム圏内でも、左手は不浄の手と言う事で、左手を使う事自体がタブーでした。もちろん差別と言う観点から見れば、日本以上にすさまじい差別を受けていました。
このように、世界中においても、左利きを差別すると言う歴史がありました。
ただ現代において、ほとんど左利きに対しての差別はなくなりましたが、やはりそういう考え方を持っている人もいらっしゃいます。
例えば、こちらをご覧ください。http://www.j-cast.com/tv/2007/06/27008769.html
この記事を書いた横澤彪氏は左利きの国分太一さんのご飯を食べているのを見て、「左手は ケツを拭く手だ 箸持つな」と言う風に書いています。
まあ、その事で非難が殺到して、後日に自分の釈明をされていましたが、右利きの人は右手で拭くし、左利きの人は左手で拭きますよ。
早くそのようなくだらない差別がなくなると良いですね。